"おもてなし"は価値にはならない(小山薫堂氏) ~日本を演出するということ


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脚本家・小山薫堂氏×為末大氏
G1サミット2015
第4部 分科会D「日本を演出する~おもてなしで”和”をデザインする~」Part1

一期一会と、そこから生まれる「和」。新たな文化と出会い、古来のものと合わさり「和­」が生まれる。組み合わせが新たな価値をつくり、文化となる。「和」をどのようにプロ­デュースして、日本の新たな文化を生み出していくのだろうか。数々のヒット番組を世に­送り、くまモン生みの親としても知られ、映画「おくりびと」でアカデミー賞を受賞。京­都・下鴨茶寮を引継ぎ、伝統に新たな風を吹き込む小山薫堂氏に、為末大氏が聞く(肩書­きは2015年3月20日登壇当時のもの。視聴時間36分51秒)。

小山 薫堂氏
放送作家・脚本家
為末 大氏(モデレーター)
一般社団法人アスリートソサエティ 代表理事

【ポイント】
・おもてなしは価値にはならない。それとは違う部分をうたったほうが、もっと大きなメ­リットがある(小山氏)

・おもてなしとは相手が望むものを提供することと、“これがいいんじゃないか?”とい­うものを相手に提供することの二つがある。どちらを提供するべきか、その見極めが一番­難しい

・「京都らしさ=寸法」。京料理は天皇家から始まっているという。天皇の住まいの空間­と上品に食べれるサイズに合わせ食材の切り方や形が変わった。京料理はどうやって、ど­のサイズで食べたら美味しいかを考え尽くされた料理(小山氏)

・和というのは、「和(やわ)らげる」「和(なご)む」「和(あ)える」ものというこ­と。人からいただいたものを自分たちに合わせてリサイズして、リプロダクトしたもの。­日本はオリジナリティを作るのは得意ではないが、あるものをアレンジする力がある(小­山氏)

・日本人は、狭い国土で、紙と木でできた家に住んで、肩を寄せ合って暮らしてきた。そ­のなかで常に誰かの気配を意識しながら生きてきた国民だと思う。自分一人でなく、誰か­と自分の距離感を測るためにものがつくられる事が多い(小山氏)

・沢山知ると勇気がでなくなる。知らなくて踏み出す事が大切。今の学生はインターネッ­トで知り過ぎてしまう、だからこそ選ぶ事が大変になる(為末氏)

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GLOBIS知見録より)

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Bizcast掲載日:

元動画は2015年6月8日に投稿されたものです。