アイデアを行動に移すにはどうすればいいの?エクストリームアイロン掛けの世界から学ぶ心の壁の崩し方 TED x KagoshimaUniversity


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どうやったらアイデアは広まっていくのかという問題を提起するMAKIさんが、いかにしてアイデアを人の行動に反映させるかに焦点を当て、自らが行った大学での研究結果を踏まえながら考察します。

アイデアを広げるのは人々であると主張する話者は、プレゼンテーションが力を持つメカニズムについて説明します。それはプレゼンタ―だけではなくそれを聞いたオーディエンスによっても広められるものであり、直接は聞いていない人たちが情報を得て理解や納得をし共感することでもたらされます。つまりいかに人を動かすかが重要なのだといいます。


1つの例として数年前に生死をさまよう大病を患ったときのことを挙げています。生還はできたもののあまりやる気が起こらず臆病になっていた時に友人からある誘いを受けます。それはスキー場の頂上でプレゼンテーションをしてくれというものでした。行ってみた山頂でアイロン掛けが行われていた時は理解できませんでしたが、見ている内に彼らが心から楽しんでいるように感じられました。傍観していた話者も誘われてやってみると、何とも言えない爽快感と達成感、何だかわからない征服感を得たそうです。

これこそが心が動かされたことの証明だといいます。どんなプレゼンテーションより心に響いたという話者は、自分でかけたこともなかったアイロンを購入し1人でやってみることになります。はじめに経験のあるスキーをしながらアイロンをかけてみると、チャレンジすることで臆病から脱していくのを感じたそうです。
それからも様々な場所や環境でアイロンを掛けていく中で、エキストリームアイロン掛けというイギリス発祥の競技があることや、羞恥心の克服、ユーモア感覚、大自然でも耐えられる屈強な肉体、バカバカしさの理解、家事のセンスというアイロニスト精神なるものを知ることにもなります。しかし、素材や場所にルールはありません。各地の特徴にちなんだものにアイロンをかけたり、水の中では効果があるかどうかさえ分からないなど、新しい体験を通して得ることも多いといいます。

エキストリームアイロン掛けには創造性や人を動かす内的モチベーションを引き出す可能性、何より楽しんでいるのを見せることで周囲を促せることを感じさせますが、気付いたのは体験を通してつながり、共有することで心のしわを伸ばし笑顔が生まれているのではないかという事だそうです。
それによって話者は、人が動くには「真摯に相手を思う」こと、「自分が動く勇気」が重要だと学び、「自分の壁を超える勇気」を持ち、相手に「壁を超えさせる希望」を持たせる力がこの競技にはあると確信しています。

日本のエキストリームアイロン掛け団体に18人目のメンバーとして加入することを許された話者の、心を動かされること必至なアイロンを抱えた冒険譚を是非ご覧ください。

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元名探偵コナンのアニメーター。
現在はフリーの絵描き兼ライター兼エンジニア見習い。ビズキャストではキュレーターとして、
「気づく・楽しく学べる・試したくなる」をキーワードに講演、PR動画を紹介してます。

Bizcast掲載日:

元の動画タイトル:共感を衝動へ:Extreme Ironingのススメ | MAKI | TEDxKagoshimaUniversity

元動画は2014年9月22日に投稿されたものです。