身振り手振りで自分をだませ!2分間のポーズで自分を変える究極の自己暗示とは


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視聴者の声


「TEDの中でも自分が好きなのがこの動画だな。
何か新しい事に挑戦する時に「ああ、やっぱり俺なんかじゃダメだ」って思い始めたら実践してる。」

「これは素晴らしいですね。科学的知見の根本にあったのは自分の経験だったというところが、共感を呼ぶし、科学だから誰しも納得できる。そして、具体的な解決策のポーズのとり方まで提示しています。自分を作るのは自分です。本当に素晴らしいです。」

「めっちゃ感動。」

要約


偏見についての研究をしている社会心理学者のエイミー・カディさんが、技術不要の人生術を教えてくれるお話です。

ボディランゲージには人の目を引く力があり、特に他人のするものには興味を引かれるものだと話者は言います。研究の世界で「非言語行動」と呼ばれるこの行動には、身振り手振りや表情、ちょっとしたしぐさなど様々なものがありますが、それも一種の言葉でありコミュニケーションなのだと主張しているのです。これには根拠もあり、ボディランゲージが人の印象や行動に影響を与えるという研究結果も出ているとも言っています。


しかし今回の話はそれだけにはとどまりません。非言語行動の影響は、他人だけではなく行った本人にも及ぶのではないかというのです。人間の力関係に興味を持った話者は、非言語的な力や支配の表現に関心を寄せていると言います。力を持っている人や何かを成し遂げた時にしている体を広げて大きく見せる表現や、無力だと感じるときに体を丸めて小さく縮こまるのは動物の世界でも見られるそうです。
例えば、話者の受け持つビジネススクールでこの両方の存在が共存しているときに、2つ気付いたことがあると言います。一つは男女差の問題、もう一つは積極性の問題です。競争原理の厳しい環境では、持っている資質にかかわらず前に出た非言語行動の特徴がそのまま結果に結びついているのではないかと感じたと言います。

そこで考えたのは、外見上力のあるふりや自身があるように振る舞っていたら、実際に中身が伴ってくるのかということです。これは心が体に変化を及ばすように、体も心に変化を及ぼすのではないかということでもあります。力のあふれる人と無力な人には生理学的にも違いが見られることがわかっており、前者には支配性ホルモンであるテストステロンが多くてストレスホルモンであるコルチゾールが少なく、後者はその逆だということだそうです。この実験の結果は是非ご自身でご覧になっていただければと思います。

この結果を現実で応用する為に面接の場面を利用した実験も行われているのですが、ここでは、話者の体験談を紹介します。IQの高い天才少女として過ごしてきた彼女は、19歳の時に酷い自動車事故に遭いました。大学を休学しIQも急激に下がったのを知ったときは相当ショックだったと言います。周りに様々なことを言われる中、努力と幸運もあって4年遅れて大学を卒業した後は、擁護者でもある恩師に出会いプリンストンに籍を置くことになりました。そこでの彼女は場違い感に苛まされ辞めたいとまで考えていましたが、恩師の「何があってもできてるふりをしてなさい、自分で本物になったと思えるまで」という言葉に従い5年在籍した後、ノースウェスタンを経てハーバードに行く頃には悩むことも少なくなっていたそうです。

ハーバードでの一年目の終りに一人の消極的な生徒と話す機会がありました。するとその生徒が過去の自分と同じような精神状態であることが分かった彼女は、恩師が言ってくれたことそのままをぶつけました。何ヶ月か後に会ったその生徒は、ふりではなく本物に見えたそうです。

どんな困難な状況でも、2分間力のあふれる姿勢をとるだけで人生を変えることができると語る話者のスピーチの終盤は感動的であり、現在の彼女を象徴する力強さがみなぎっています。


編集者:編集長

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Bizcast掲載日:

元の動画タイトル:TED [ideas worth spreading「面接前にこのポーズをとれ、ボディランゲージが人を作る」 by エイミー・カディ[日本語字幕]

元動画は2013年7月1日に投稿されたものです。