誰もが洗脳可能性を秘めている!元カルト信者が語る洗脳のメカニズムとは? ダイアン・ベンスコーター氏 TED


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統一教会に5年間所属していたダイアン・ベンスコーター(Diane Benscoter)が、カルト信者の心の内を語ります。また今日起きている厄介な紛争や過激派の運動を考える新しい見方を提案します。

17才だったダイアン・ベンスコーター氏が統一教会に入信したきっかけは当時参加していた平和活動だった。家族の必死な働きかけにより洗脳が解かれたのは、
それから5年後だった。

「私の脳の中で何が起こっていたのだろう?」

彼女がそう疑問を抱いたのは、20年以上の長い年月を経てからだった。
自分の経験を整理するかのように自叙伝を書き始めた彼女は、
集団自殺を行ったことで知られる新興宗教のドキュメンタリーと出会った。

信仰のために命を捧げること。
集団自殺、大量虐殺、自爆テロ。
それらは、過去も現在も変わらず、今もなお繰り返されている。

そういったことを目にした彼女は、
なぜこんなことが起こるかということが、
自分には理解できるということを、認めざるをえなかった。

そういった人たちの「脳や心」が、
このようなことを肯定してしまうのだということが、
彼女には理解できてしまった。

このような考えを引き起こす原因。
それが、彼女の脳内でも起こったというウィルス性のミーム感染なのだ。

ミームとは、人間の脳内にコピーを作り、
脳から脳へと感染する「アイデア」なのだ。
まさにウィルスのように感染する。
つまり免疫システムの弱っている人に感染し、
大きな被害を出すのがミーム感染だ。

メンタルが弱っているときには、難問に向かい合うことよりも、

「神が全ての問題を修復してくれる」

というような理解しやすい思想がとても魅力的に思えてしまう。
そしていつしか、そうした思想以外を受け付けなくなるのだそうだ。

「洗脳」というものがミーム感染ならば、
「洗脳」が引き起こすさまざまな問題は、
これからの研究や教育により解決できるだろうとBenscoter氏は説く。

自分は洗脳されないと、たぶん最初は誰もが思っている。
自爆テロは自分とは縁のない世界だと、
無関係な問題だと日本の多くの人が思うかもしれない。

でも、どんな人間でも心が弱ることはある。
大きな困難に直面することだってあるだろう。

ならば、誰にでもミームに感染する危険は潜んでいる。
こうした「洗脳」は、他人事ではないことを忘れてはならない。

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Bizcast掲載日:

元の動画タイトル:統一教会 元信者が語る 「カルト信者の思考回路」

元動画は2011年1月1日に投稿されたものです。